2014年5月10日土曜日

アジアのトラブルメーカー中国(7):「中国の友好」とは、「中国に臣下の礼をとること」と解釈している

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●ベトナムの船に水を浴びせる中国の船(5日、ベトナム政府提供) Reuters

2014/05/10 17:53   【共同通信】

南シナ海情勢で共同声明へ ASEAN外相会議

 【ネピドー共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開いた。
 中国による石油掘削作業をめぐり、
 中国とベトナムの艦船が衝突したことを重く受け止め、南シナ海情勢に関する共同声明を出す
ことで一致した。
 声明を踏まえ11日の首脳会議に臨む。

 南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近では今月に入り、同諸島の領有権を主張するベトナムと中国の艦船の衝突が相次いでいる。

 シンガポールのシャンムガム外相は会議後、記者団に
 「黙っていればASEANの役割は大きく損なわれる」
と述べ、ASEANとして一致した見解を示す必要があると強調した。


2014/05/10 19:59   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051001001132.html

ASEAN、艦船衝突に深刻懸念 外相会議で緊急声明

 【ネピドー共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開き、中国とベトナムの艦船衝突で緊張が高まる南シナ海情勢に「深刻な懸念を表明する」との緊急声明を採択した。
 中国による石油掘削作業をめぐる艦船の衝突を重く受け止めた。

 緊急声明は、中国の名指しは避けながらも、関係国に地域の平和と安定を損なうような行動を避け、自制するよう促した。
 声明を踏まえ、11日の首脳会議に臨む。

 南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近では今月に入り、同諸島の領有権を主張するベトナムと中国の艦船の衝突が相次いでいる。



日本経済新聞     2014/5/10 20:51 (2014/5/11 1:16更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1001Q_Q4A510C1MM8000/

 南シナ海問題に深刻な懸念 ASEAN外相が共同声明


●ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(10日)=AP

 【ネピドー=松井基一】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開き、中国との間で緊張が高まる南シナ海問題について「現状に深刻な懸念を表明する」とする共同声明を発表した。
 ASEANが南シナ海問題について独自の声明を打ち出すのは極めて異例。
 同海域で強硬姿勢を強める中国への危機感がASEANの結束を促した形になった。

 ASEANは11日に開く首脳会議でも南シナ海問題を協議する予定。

 声明では関係当事国の自制と平和的手段による問題解決を促し、名指しは避けたものの、中国を強くけん制する内容になった。
 ASEANと中国は02年に南シナ海問題を平和的に解決する「南シナ海行動宣言」を採択したが、強制力を持たない紳士協定にとどまっている。
 声明では早期に法的拘束力を持つ「行動規範」に格上げすることも訴えた。

 一方、中国外務省は10日深夜に談話を発表し、
 「南シナ海問題は中国とASEANの間の問題ではない。
 一部の国がこの問題を利用して中国とASEANとの友好協力を壊すことに反対する」
として、声明の採択を働きかけたベトナムなどを批判した。

 ASEAN加盟国の中では、中国に対して対決姿勢を強めるフィリピンやベトナムと、中国からの多額の経済援助を受けるカンボジアやラオスなどとの間で、大きな温度差がある。
 南シナ海問題の対応を巡って、これまでASEANの足並みはそろわなかった。

 今回ASEANがまとまったのは、
 高まる中国の脅威に対して一致して行動しなければ、地域連合としての求心力が低下するとの強い危機感がある。
 ASEANは15年末、単一市場・生産基地からなるASEAN経済共同体(AEC)の発足も目指している。
 市場統合を前に加盟国間の意見対立を極力避け、団結を重視した面もある。



NHKニュース 5月11日 5時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140511/k10014358931000.html 

中国 「南シナ海は2国間の問題」

 ASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議で深刻な懸念を表明する緊急声明が採択されたことについて、中国政府は、南シナ海の問題は中国と一部の国の2国間の問題でASEAN全体の問題ではないと批判しました。

 中国外務省の華春瑩報道官は10日夜、談話を発表し、
 「南シナ海問題は中国とASEANの間の問題ではない。
 南シナ海問題を利用して中国とASEANの友好協力の大局を破壊しようという一部の国のたくらみに中国は一貫して反対している」
として、名指しは避けながらもベトナムなどを批判しました。
 さらに談話は
 「中国はASEAN諸国と共に『南シナ海行動宣言』を全面的に実行に移して地域の平和と安定を守りたい。
 関係国も『行動宣言』を尊重して海上の安全に積極的な貢献をしてほしい」としていますが、南シナ海で中国の国有石油会社が始めた海底の掘削作業の準備を巡って高まっている緊張をどのように和らげるかについては言及していません。


 中国という黒雲が去ることはない。
 よくわからないのは、昨年あたりは日本と中国がASEANを足繁く回って友好を取り付けることに奔走していた。
 なのに、わずか1年少々で中国はASEANを警戒させるような行動に踏み切っている。
 せっかく取り込んだASEANを敵に回すようなことをなぜするのだろう。
 「中国の友好」とは、「友好国は中国に臣下の礼をとること」と解釈している
のだろうか。
 あるいは記事のいうように、ASEANを分裂させて、そのうえでコントロールしようとしているのか。
 ASEANはそのような中国の戦略に有効な対応策はあるのだろうか。

 東シナ海に手出しをできなくなった中国がその代償として南シナ海に進出していくのを止めることはおそらくできない。
 東シナ海の屈辱を南シナ海で晴らしたい、
と思うのは当然なことでもある。
 東シナ海に壁があるなら、中国という奔流は南シナ海に向かうしかない。
 ASEANがあいまいな態度をとり続けることは中国にとっては好都合になる。
 見る限りにおいて、早晩、ASEANの一部は中国に飲み込まれていくだろう。

  でも中国というのはどう考えても外交が下手だ。
  中国は大国なのだから「よしよし」とASEAN諸国の頭をなぜるように物事を進めていけば角が立たないし、そうすれば「さすが大人の中国だ!」と信頼が得られるはずである。
 それを
 「オレが大将だ!、下がれ下郎!」
とばかりに胸を張れば、誰もがカチンとくるだろう。
 当事国でない諸国も、
 次に中国の餌食になるのは我が国ではないのか
と疑心にとらわれるは当然である。
 今回の問題は次の問題を誘発する足がかりになる
と周辺国は警戒心を強めるだろうことは、あたりまえのことになる。
 その程度のことも理解できないのだろうか。
 まだまだ国際外交の主役を演じるにはキャリア不足・器量不足ということなのであろうか。

 日本の例を上げれば織田信長みたいなものである。
 天下布武」を「中国の夢」という軍事覇権とみればわかりやすい。
 楽市楽座を始め経済を活性化させる。
 その資金をベースにこれまでと違った軍事システムを作り出し、増強させる。
 外交的には最初は平身低頭して和を結ぶが、そのうちチャンスを見て些細なことを言いがかりに潰しにかかる。
 しかし、潰したはいいが信長のやり方を嫌う別の箇所から火の手が上がる。
 おそらく信長が生きていたらモグラたたきの達人で終わり、決して天下をとることはなかっただろう。
 現実には、荒木村重という中途採用の身内の英傑に裏切られ、そして同じような境遇の明智光秀に滅ぼされてしまう。
 織田王朝は子飼いの秀吉に乗っ取られる。
 この秀吉は信長と違って対立者の頭をなぜるのが見事に上手だった。 
 この「頭なぜ上手」が最後はロクな布武をすることなく天下を統一してしまう
 このことからみると、習近平の中国の夢は幻に終わる可能性が高い。
 どちらかというと鄧小平の決して突出するなという教訓を実行するものが、
 中国の誠」を実行するのかもしれない。 
 つまり、今の中国はあちこちで対立者を作りながら布武を実行している。
 そしてそれは、天下には届かない、というわけである。


ウォールストリートジャーナル 2014 年 5 月 10 日 20:03 JST
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304155604579554541432963848?mod=%E5%9B%BD%E9%9A%9B_newsreel_3

南シナ海の衝突に「深刻な懸念」―ASEAN外相会議
By CHUN HAN WONG 原文(英語)


●ASEAN外相会議場近くで交通整理する警官 Reuters

 【ネピドー(ミャンマー)】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、外相会談後に共同声明を発表し、南シナ海で衝突が続いていることに「深刻な懸念」を表明した。
 同海域の領有権問題をめぐって中国が強硬姿勢を示していることに懸念が高まっている。

 共同声明は衝突によって「地域の緊張が増大している」と指摘。
 関係各国に自制を求めると共に、
 「脅しや武力に訴えずに平和的な手段によって紛争を解決する」
よう呼びかけた。
 また、南シナ海での行動規範に関する多国間協議を急ぐよう要請した。

 南シナ海では先週、中国とベトナムが領有権を争う海域で中国の国営エネルギー会社、中国海洋石油総公司(CNOOC)が石油掘削施設を設置しようとしたことから、両国の船舶が衝突する事態が発生。
 また、フィリピンと中国が領有権を争う海域では、フィリピンの海洋警察が密漁していたとして中国の漁船を拿捕した。
 中国はこれを非難している。

 ASEAN関係者は南シナ海問題について地域の団結を示すことができたとして声明を評価した。近年、ASEAN内部では、中国に対してより厳しい対応を求める加盟国と強力な経済パートナーである中国との敵対に消極的な国との間で意見が分かれていた。

 ベトナムと中国は石油掘削施設をめぐって10日もにらみ合いを続けた。
 ベトナム政府関係者は数十隻の中国の船舶が施設周辺に残っていると述べた。

 ベトナム海上警察の幹部はウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対し、「中国はまだ現場に70〜80隻の船舶を残している。
 緊張が続いている」と述べた。

 同幹部はベトナムが石油掘削施設の設置を止めようとしているものの、中国が現場から撤退する兆候はないと述べた。
 ベトナム政府によると、石油掘削施設はベトナムの沿岸から約130カイリのところにあり、同国の排他的経済水域の中にあるという。
 ベトナムは施設の設置が主権侵害と国際法違反に当たると主張している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月12日 7時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87889&type=0

ベトナム船と中国海警の衝突は92年領海法の正当化
――中国海洋戦略を読み解く

 5月2日以降、西沙諸島(パラセル)近海で、中国海警の大型船舶がベトナム警察の巡視船に体当たりする状況が繰り返されている。

 これに関し「中国の内部権力抗争の表れ」として「鉄道部や石油閥だけでなく電力閥をもターゲットとし始めたので、その利益集団が(腐敗を撲滅しようとする)習近平政権に対して、いやがらせをしている」という趣旨のコメントが複数のテレビ番組で見られた。
 あまりの方向違いの解説を座視することができず、今回はベトナム船と中国海警の衝突から、中国の海洋戦略を読み解くこととする。

 ベトナムと中国の海洋対立は16世紀まで遡るものの、直近の中国の海洋戦略から見るなら、1992年に制定された中国の「領海法」(正確には「領海および接続水域法」)に求めることができる。
 江沢民はこの「領海法」第二条で、
 「中華人民共和国の陸地領土は、中華人民共和国大陸およびその沿海島嶼、台湾および釣魚島(尖閣諸島)を含む附属各島、澎湖列島、東沙群島、西沙群島、中沙群島、南沙群島およびその他すべての中華人民共和国に属する島嶼を包括する
と規定している。

 この条文にある領域をつなげていくと、いわゆる「中国の赤い舌」と呼ばれる、中国が主権を主張する領海領土となる。
 この領海内に侵入した外国船舶を「違法」とみなして領海外に駆逐することも、「領海法」は定めている。

◆沖縄返還が絡む「大陸棚」主張

 なぜこのような一方的な主張が可能になったかと言えば、一つには91年末のソ連崩壊があり、もう一つは92年(実際は91年から)におけるアメリカ軍のフィリピンからの撤退がある。
 このタイミングに合わせて、中国は「自国の領土の大陸棚は全て中国の領土領海」という思想に基づいて「紅い舌」を設定した。
 「大陸棚」という考え方は、沖縄返還時(71~72年)の釣魚台(尖閣諸島)に対する、当時の「中華民国」総統、蒋介石のブレインが編み出した主張を受け継いだものである。
 
 中国が海底資源の掘削を具体化し始めたのは1982年。「中国海底石油総公司(CNOOC、クヌーク)」を設立し、大陸における石油掘削から海底の石油や天然ガス掘削に移っていく。
 拙著『中国人が選んだワースト中国人番付』の37頁前後で詳述したように、たしかにCNOOCを含めたこんにちの石油閥を形成してきたのは周永康だ。
 また本コラム第31回『<遠藤誉が斬る>次のターゲットは李鵬元首相系列――「石油閥」から「電力閥」に進む中国の虎退治』( 4月22日)でも触れたように、腐敗撲滅の次のターゲットは電力閥(李鵬ファミリー)に移っている。


 しかし、だからと言って、今般の中国海警の行動の背景が、中国内部の権力抗争にあるなどという分析を流布させるのは実に危険だ。

 そのような甘いものではない。
 そもそも「中国海警」は習近平肝いりの組織で、習近平政権が誕生した最初の全人代(2013年3月)で正式に再編成されている。
 習近平の腹心が並ぶその組織が、なにゆえ習近平政権に嫌がらせをするためにベトナム船と衝突しなければならないのか。
 また現在の中共中央指導部(政治局常務委員)に軍隊経験者がいないので「軍の統率が出来ていない」などという解説も日本では見られるが、これも違う。
 胡錦濤政権の時の中共中央政治局常務委員にも軍隊経験者はいない。

 毛沢東やトウ小平時代ならまだしも、軍隊は中共中央軍事委員会が統括し、その最高司令官は軍事委員会主席(今は習近平)が担い、同時に中共中央総書記を兼任する。現在の軍事委員会副主席は習近平の腹心。
 人民解放軍は、すべてこの軍事委員会の管轄下にある。
 つまり、今般の中国海警の動きは、一部の軍の暴発でもなければ、政権内部の権力争いでもないということだ。

◆米比軍事同盟に反発

 ならば、何が原因か――。
 それは取りも直さず、オバマ大統領が4月のアジア歴訪でフィリピンとの軍事同盟を再締結して、
 「力による現状変更は認めない」
と宣言したことにある。
 「領海法」は米軍がフィリピンから引き揚げた92年に制定されている。
 その米軍が再びフィリピンと軍事同盟を結ぶことは、中国にとっては絶対に許されないことだ。
 中国側は「力による変更ではなく、領海法で決まっている中国の領土領海を守っているだけ」と主張したい。
 特に中国は「二国間」の話し合いを主張し、第三国が介入することを極端に嫌っている。
 国際法に持って行かれると弱いことを自ら知っているからだろう。

 米中では「新型大国関係」を誓いながら、一方では海洋権益は一歩も譲らない。
 「領海法」を正当化し、あくまでも海上海底権益を死守するつもりだ。
 それは「領海法」で中国が一方的に定めた「赤い舌」の中の一つである「尖閣諸島」に対しても、同様の主張と行動を続けることを意味している。
 政権内部の権力抗争とか、軍を掌握しきれていないなどという「希望的観測」により、日本の国策を見誤らせてはならない。

<遠藤誉が斬る>第34回)
遠藤誉(えんどう・ほまれ)
筑波大学名誉教授、東京福祉大学国際交流センター長。1941年に中国で生まれ、53年、日本帰国。著書に『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』『チャイナ・ナイン―中国を動 かす9人の男たち』『チャイナ・ジャッジ毛沢東になれなかった男』『チャイナ・ギャップ―噛み合わない日中の歯車』、『●(上下を縦に重ねる)子(チャーズ)―中国建国の残火』『完全解読「中国外交戦略」の狙い』、『中国人が選んだワースト中国人番付』など多数。 



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月14日 12時43分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88022&type=0

IMF報告書「アジア各国の対中輸出依存度が日本を大幅に上回る」
=20年間で逆転―中国メディア


●13日、IMF(国際通貨基金)が公表した『アジア太平洋地域経済見通し』では、輸出主導のアジア11カ国の中国と日本への依存度を比較している。90年代には対日輸出の依存度が高かった11カ国のほとんどが中国への依存を高めていることがわかった。資料写真。

  2014年5月13日、IMF(国際通貨基金)が公表した『アジア太平洋地域経済見通し』では、輸出主導のアジア11カ国の中国と日本への依存度を比較している。
 90年代には対日輸出の依存度が高かった11カ国のほとんどが中国への依存を高めていることがわかった。
 参考消息が伝えた。

 1990年代中ごろまでは11カ国すべてが日本への輸出に依存していたが、20年近くが経過した現在、10カ国の中国への依存度が日本を大きく上回っている。
 唯一の例外はインドネシアで、同国の日本向け輸出は依然として中国よりも大きい。
 この数字は、ここ20年間における日本の重要性の低下と、
 中国の急速な台頭を示すものだと報じられている。

 1995年、対日輸出はマレーシアの総輸出額の4分の1近くを占めていたが、2012年にはわずか6%となり、対中輸出は1995年の倍となる10%に達している。
 1995年、オーストラリアの日本への依存度は中国の5倍だったが、2012年には中国への依存度が日本の倍近くにまで高まっている。

 IMFのエコノミストでアジア経済を専門に研究するデュヴァル氏は
★.「中国は組み立ての中心であり、最終的な需要源にもなりつつある。
 これに対し、90年代にキープレーヤーだった日本は急速に衰退している
と指摘した。
 だが、デュヴァル氏によると、
★.上流工程では日本がいまだ重要な役割を担っており、複雑な部品を供給しているが、
★.中国は下流工程で最終的な組み立てを行っていることが多い
という。



【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】



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