●JNNニュース
『
サーチナニュース 2014-05-13 11:03
http://news.searchina.net/id/1532142
中国政府、多言避け「正常なこと」
・・・自国軍艦がフィリピンとの「争議の海」に侵入したら米第7艦隊と遭遇
●ブルー・リッジ
中国海軍の軍艦3隻が5日、領有や領有にともなう権利を巡りフィリピンと対立している南シナ海のスカボロー礁(中国名は黄岩島)付近を航行していたところ、米第7艦隊の旗艦、ブルー・リッジに遭遇していたことが12日までに分かった。
中国政府・外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で「中国としてのコメント」を求められたが、
「中国海軍の軍艦がパトロールしているのは正常なことだ」
などとだけ述べ、多言を避けた。
ブルー・リッジは米海軍の揚陸指揮艦で、同国海軍第7艦隊の司令部が置かれている、いわゆる旗艦だ。
母港は日本の横須賀。
スカボロー礁近海で訓練を実施していた5日、中国海軍軍艦と遭遇した。
ブルー・リッジはただちに搭載ヘリコプターのMH-60を飛ばし、054A型護衛艦、ミサイル護衛艦「衡水」、駆逐艦「蘭州」の撮影になどに成功した。
中国軍側の動きについては伝えられていない。
華報道官は12日の定例記者会見で、
「米国軍艦のブルー・リッジが黄岩島付近の海で中国の軍艦に遭遇したと聞きます。
具体的は状況は?
中国側として、この件にどのようなコメントがありますか?」
との質問を受けた。
華報道官は
「中国は黄岩島を含む南シナ海の諸島とその近海について、争う余地のない主権を有している。
中国海軍艦船が関連海域で定例のパトロールを行うことは合法的で正常であり、驚く必要はない」
と述べた。
多言はせず、記者に質問された「具体的状況」や「中国としてのコメント」については回答を避けた。
』
『
ロイター 2014年 05月 14日 10:18 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DU01Z20140514
中国が南シナ海の暗礁埋め立て、滑走路建設か=フィリピン外務省
● 5月14日、フィリピン外務省は、中国が南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島のジョンソンリーフを埋め立てて拡張しようとしていると非難した。南沙諸島で2010年4月撮影(2014年 ロイター)
[マニラ 14日 ロイター] -
フィリピン外務省は14日、中国が南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島のジョンソンリーフを埋め立てて拡張しようとしていると非難した。
外務省は、滑走路を建設しようとしているのではないか、としている。
フィリピン外務省のスポークスマンは、ロイターに対して、中国はここ数週間、ジョンソンリーフに土などを搬入、陸地を拡張しようとしており、南シナ海における非公式の行動規範に違反していると述べた。
外務省は既に中国に抗議、ミャンマーで週末開いた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の非公式会合でも問題を提起したという。
』
『
サーチナニュース 2014-05-13 10:15
http://news.searchina.net/id/1532122
起訴された中国人漁民がフィリピン人弁護士を拒否「わが国の海で操業していた」=漁船拿捕問題
フィリピン司法当局は12日までに、同国の海域で保護動物であるウミガメを大量に捕獲していたとして、6日に逮捕した中国人漁民11人のうち、9人を同国パラワン州の裁判所に起訴した。
9人は
「わが国の海で操業していた」
として、フィリピン側が手配した弁護士を拒否した。
2人を起訴しなかったのは未成年であるためで、中国に送還する。
中国新聞社が報じた。
当初は漁民全員を起訴との情報もあったが、2人については未成年と確認されたために起訴せず、フィリピン外務省と社会福祉発展省を通じて、中国に送還するという。
フィリピン当局側によると、起訴された9人はいずれも、「中国の水域で合法的に操業していた」として、フィリピン側が手配した弁護士を拒否した。
起訴を行ったフィリピン・パラワン州の検察官、ロドリゲス氏によると、中国側外交官が同氏に面会を求めてきたが、
「事実は極めて明白だ。
中国人漁民は保護の対象であるウミガメを違法に捕獲した」
として、拒否した。
検察官の面会拒否は、
「あくまでのわが国の国内問題として粛々と処理。
外交交渉の範疇(はんちゅうではない)」
とする、フィリピン側の意思表示と解釈することもできる。
フィリピン警察が中国漁船を拿捕、乗組員11人を逮捕したのは、両国およびベトナムやマレーシアが領有権を巡って争っている南沙諸島(英語名はスプラトリー諸島中国名は南沙群島)中のハーフ・ムーン・ショール(半月礁)付近。
付近には別の中国漁船1隻もいたが、逃走した。
フィリピン警察は、近くにいたフィリピン漁船も取り締まり、フィリピン人乗組員を、中国人漁民と同じ疑いで逮捕した。
フィリピン当局は
「中国船だけを対象に取り締まったのではない。
わが国の法律違反に対する措置」
と説明した。
起訴された9人について裁判所が有罪と認めれば、懲役12-20年の刑が言い渡される可能性が高いという。
』
ウォールストリートジャーナル 2014 年 5 月 14 日 19:57 JST
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304408504579561500934739812?tesla=y&tesla=y&mg=reno64-wsj
中国が南沙諸島で不法埋め立て―フィリピンが抗議
By Trefor Moss 原文(英語)
【マニラ】フィリピンは14日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が不法に一部の浅瀬を埋め立てているとして抗議したことを明らかにした。
フィリピン側は、南シナ海の領有権の対立する島で建設行為を行わないという約束に違反していると主張している。
この埋め立て事業は、南シナ海でますます強硬姿勢を強める中国政府の姿勢を鮮明に示すものだ。
1週間前にも、中国はベトナムと領有権をめぐり対立している海域で石油掘削装置(リグ)の設置を強行した。
こうした行為を受け、反中デモや、ベトナムにある中国企業の工場を狙った暴力行為が多発。ケリー米国務長官は中国の行動を「攻撃的」で「挑発的」だと批判している。
フィリピン外務省は14日、声明を発表し、南シナ海の南沙諸島の浅瀬ジョンソン南礁で中国が進めている埋め立てをめぐって4月4日に中国側に正式な抗議を申し立てたと明らかにした。
中国側はこの抗議を拒否したという。
フィリピン外務省は、中国による埋め立てについてどのようにして知ったのか、また、中国側が何を建設するつもりなのかに関する質問には返答しなかった。
東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国は2002年に、緊張を高める行動の自制や平和的解決をうたった「南シナ海行動宣言」に署名。
これには領有権争いの的になっている区域での建設も含まれるが、拘束力は持っていない。
これを法的拘束力のある行動規範に発展させる試みが長い間続いているが、成果はほとんど上がっていない。
1988年に中国とベトナムとの武力衝突が発生して以来、それまでベトナムが実効支配していたジョンソン南礁を中国が支配している。
当時の衝突では約90人のベトナム人兵士が犠牲になった。
また、ジョンソン南礁はフィリピンが主張する排他的経済水域内にある。
ジョンソン南礁での中国による埋め立てをめぐるフィリピンの主張は、ベトナム政府の抗議も誘発する見通しだ。
ベトナム政府は自国の領海内とみなす地域での中国による石油掘削装置の設置をめぐり憤りをあらわにしている。
』
『
(c)AFP 2014年05月15日 19:15 発信地:マニラ/フィリピン
http://www.afpbb.com/articles/-/3015025
中国、南沙諸島で埋め立て フィリピンが写真公開
●フィリピン政府は15日、同国が領有を主張する南シナ海(South China Sea)の暗礁で中国が埋め立て工事を行っていることを裏付ける写真を公開した。
問題の暗礁は、フィリピンのほか中国とベトナムも領有を主張している南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)のジョンソン南礁(Johnson South Reef、フィリピン名・マビニ礁、Mabini Reef、中国名・赤瓜礁)で、フィリピン政府は前日、中国が同暗礁の実効支配を確立する目的で滑走路を建設しているとの批判を発表していた。
フィリピン外務省が15日に公表した一連の写真からは、ジョンソン南礁で大規模な埋め立てが段階的に進んでいることが見受けられる。
最も直近の今年3月11日付けの写真には、ターコイズブルーの浅瀬に囲まれた白砂の埋め立て地が写っている。
フィリピン外務省は、こうした中国の動きについて「地域の不安定化を招き『南シナ海における関係国の行動宣言( Declaration on the Conduct of Parties in the South China Sea、DOC)』(南シナ海行動宣言)や国際法に違反する」と批判し、ジョンソン南礁はフィリピン領土だと主張した。
一方、中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は14日、フィリピン側の主張は未確認だとしたうえで問題の暗礁は中国領だと言明している。(c)AFP
』
『
ウォールストリートジャーナル 2014 年 5 月 16 日 13:05 JST
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304408504579564944209087108?mod=WSJJP_hp_bottom_3_3_bucket_2_right
中国の埋め立てで南シナ海に出現した新たな「島」―フィリピンが画像公表
フィリピン外務省は15日、中国が南沙(スプラトリー)諸島近くのジョンソン南礁で埋め立て作業を行っていることを示す写真を公表した。ジョンソン南礁(フィリピン名:マビニ礁、中国名:赤瓜礁)はフィリピンと中国に加え、ベトナムも領有権を主張している。
● Philippine Department of Foreign Affairs
2012年3月13日に撮影された、フィリピンとベトナムの両方が領有権を主張する南沙(スプラトリー)諸島の礁の画像
● Philippine Department of Foreign Affairs
2013年2月28日に撮影された画像では、海面にわずかに姿を見せているジョンソン南礁に中国が設置した小規模な建造物(レーダー基地としての機能を果たしている)と小船用の桟橋が写っている。
● Philippine Department of Foreign Affairs
2014年3月11日に撮影された画像では、新たな埋立地の端に同じ建造物が位置している様子が分かる。
中国外務省の華春瑩報道官は14日、中国はこの礁で建設作業を行っていることを認めたうえで、これは「中国が領有権を有する」地域での通常の活動だと述べた。同報道官は中国がこの礁に何を建設しているかについては言及を避けた。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年5月16日 9時37分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88128&type=0
フィリピン、中国の南シナ海埋め立てを非難
=中国「主権の範囲内」と取り合わず―中国紙
●15日、フィリピン外務省は、中国が領有権問題のあるジョンソン南礁(中国名・赤瓜礁)を埋め立てて、滑走路を建設していると非難した。フィリピン外務省は中国に抗議し、先日行われたASEAN首脳会議の非公式会議でも問題を提起した。資料写真。
2014年5月15日、フィリピン外務省は、中国が領有権問題のあるジョンソン南礁(中国名・赤瓜礁)を埋め立てて、滑走路を建設していると非難した。
フィリピン外務省は中国に抗議し、先日行われたASEAN首脳会議の非公式会議でも問題を提起した。福建日報が伝えた。
フィリピンと米軍の関係者によると、中国はフィリピンが領有権を主張する暗礁に大量の土砂を運び込み、陸地面積を拡大させているという。
中国は2012年からジョンソン南礁で恒久施設を建設していると報じられている。
フィリピン軍関係者は「われわれの情報では中国は建設作業を進めている」と述べ、軍事施設に変えようとしていることは明白だと語った。
これについて、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、
「赤瓜礁は中国の領土であり、何を建設しようと主権の範囲内のこと。
フィリピンがそれほどまでに関心を持つのは、何か特別な意図でもあるのだろうか」
と述べた。
』
【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】
_