『
ウォールストリートジャーナル 2014 年 5 月 16 日 17:34 JST
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304408504579565322764786160?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond
中国は係争水域から退去を=ASEAN事務総長
【ジャカルタ】ベトナムと中国の艦船が南シナ海でにらみ合っている問題で、東南アジア諸国連合(ASEAN)のレー・ルオン・ミン事務総長は16日、中国が係争水域から退去する必要があるとの考えを示した。
ミン事務総長はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、
「次のステップは、中国を(ベトナムの)領海水域から退去させること。
それが先決だ」
と述べ、数カ国がからむ領有権問題の解決を目指す協議では中国の退去が「信頼回復につながるだろう」と話した。
中国が最近、ベトナム沖241キロメートルの南シナ海の係争水域に石油掘削装置を設置したことをきっかけに両国の関係は緊迫。
ベトナムのホーチミン市郊外では今週、中国に抗議するデモが起き、一部が暴徒化した。
ベトナム国籍のミン事務総長は、中国の動きは域内協議の妨げになると述べ、2002年に中国とASEAN加盟国が合意した行動宣言が「こうした問題を防ぐのに十分効果を発揮していない」ことをあらためて示すものだと語った。
また領有権問題で中国と進展が見られないことには「失望している」とし、ベトナム国内の反中国暴動を受けて「実質的な協議や交渉の実施が一層重要なものになっている」と述べた。
』
とても中国が受けるとは思えない。
ベトナム・フィリピンにつづいて「ASEAN」ともことを構えることを辞さないのが中国の姿勢である。
もし、この要求を受けるようなら南シナ海でも中国は負け犬になってしまう。
そんな屈辱をメンツの大国中国が飲めるはずがない。
レコードチャイナ 配信日時:2014年5月18日 12時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88253&type=0
南シナ海領有権問題、ベトナム主席が国際司法機関の仲裁を示唆―ベトナムメディア
2014年5月17日、ベトナムメディアvnexpress.netによると、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は16日、南シナ海の領有権問題が中国との話し合いで解決できなければ、
国際司法機関の仲裁を求める
ことを明らかにした。
台湾・中央通訊社が伝えた。
チュオン・タン・サン主席は、
「中国が南シナ海で石油掘削を開始してから、
ベトナム政府は中国政府と10回におよぶ話し合いを持ち、
中国側に対し、強い抗議と石油掘削の停止
および中国船舶の同海域からの即時撤退を求めたが
聞き入れられなかった」
と説明した。
同主席はさらに、国民に対し、自制を求めた上で、国際社会の支持を得るために党と政府の和平的な政策を支持するよう呼びかけた。
「現時点でいかなる国も、ベトナムの主権を侵害する中国の行為を支持してはいない」
としながらも、
「領有権問題を解決できなければ、最終的には国際司法機関に仲裁を求めなくてはならない」
と語った。
』