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日本経済新聞 2014/5/22 9:35
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2104R_S4A520C1000000/
日本の競争力、21位に上昇 円安が貢献
【ジュネーブ=原克彦】スイスの有力ビジネススクールのIMD(経営開発国際研究所)が22日発表した「2014年世界競争力年鑑」で、日本は総合順位を前年より3つ上げて21位だった。
順位の上昇は2年連続。
経済政策アベノミクスの円安効果で輸出競争力が向上したことなどが貢献した。
日本は「国際貿易」が前年の56位から51位へと上昇。
特に為替レートや観光収入、サービスの輸出で指標が改善した。
「雇用」が12位から8位に上がったほか、政府の効率性などを評価する「行政組織」が12位と前年より5つ上げた。
一方で「国際投資」や「健康と環境」では順位を下げた。
調査対象は60カ国・地域で、首位は2年連続で米国。
経済の力強い回復力、優れた技術やインフラが評価された。
日本以外のアジア勢はやや振るわず、中国が事業環境に対する懸念などから2つ下げて23位。
4位の香港をはじめ、13位の台湾、26位の韓国なども順位を下げた。
欧州は債務危機からの回復を反映し、ドイツ(6位)、英国(16位)、フランス(27位)がそろって順位を上げた。
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朝鮮日報 記事入力 : 2014/05/22 08:16
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/22/2014052200595.html
韓国、26位に下落=IMD国際競争力ランキング
国家ブランド力は12位、日本を上回る
スイスの調査研究機関、国際経営開発研究所(IMD)が21日に発表した2014年の国際競争力ランキングで、韓国は昨年より4ランクダウンの26位に下落した。
ランキングの評価対象は60カ国で、韓国は2011年から3年連続で22位だった。
IMDは世界経済フォーラム(WEF)と並ぶ世界の2大国際ランキング評価機関。
国際競争力1位は米国、2位はスイス、3位はシンガポールだった。
韓国(26位)は日本(21位)はおろか中国(23位)をも下回った。
韓国の順位が下落した最大の原因は、
★.政府の効率性(20位→26位)と
★.企業の効率性(34位→39位)
が不振だったこと。
●.昨年の新政権発足後に政府の人事が遅れたことと、
●.企業関連の各種の規制が強化されたこと
が大きく影響しているとの見方が強い。
一方、国家ブランド力順位で韓国は12位にランクインし、19位の日本を上回った。
これは「韓流」の拡大などによって韓国に対する好感度が上がったためとみられる。
国家ブランド力1位はシンガポール、2位はドイツだった。
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