『
朝鮮日報 記事入力 : 2014/03/31 09:13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/31/2014033100709.html
習近平主席の日本たたき、ドイツで本格化
中国の習近平国家主席は29日、ドイツで
「日本軍国主義は第2次世界大戦で南京を侵略し、30万人以上の軍人や市民を殺害する前代未聞の惨状を引き起こした」
と述べた。
習主席は21日から4月1日までの日程でオランダ、フランス、ドイツ、ベルギーを歴訪している。
習主席はベルリンのケルバー財団で行った講演で
「中国には『前事を忘れず、後事の師とする(前事不忘、後事之師)』という言葉がある」
と続けた。
この言葉は南京大虐殺紀念館に掲げられている。
中国の最高指導者が海外で日本の歴史問題を公に批判するのは前例があまりない。
習主席が中日の「歴史戦争」に直接乗り出した
のではないかとの分析も聞かれる。
日本の外務省は30日、在日中国大使館の公使を呼び、習主席の発言について抗議した。
菅義偉官房長官は
「人数についてはさまざまな意見がある。
極めて遺憾だ。
第三国で中国の指導者が日本の歴史に対してあのような発言をしたのは極めて非生産的だ」
と述べた。
ドイツのDPA通信は、日本が高官クラスの代表団を欧州に派遣し、日本の立場を説明することになると伝えた。
歴史と領土をめぐる中日間の対立はますます深まる様相を見せている。
習主席は同日、
「日本の軍国主義が起こした中国侵略戦争で、中国の軍人や市民3500万人が死傷する惨劇が起きた。
中国人民はそうした惨劇の歴史を骨身にしみて生々しく記憶している」
と述べた。
習主席はまた、中国の国防予算について質問を受け
「中国はアヘン戦争以降、列強の艦船や大砲の奴隷になった歴史的な悲劇を繰り返さない。
中国は自らを防衛するための国防力を必ずや備える」
と語った。
習主席がドイツを「日本たたき」の場所に選んだのは「ドイツのように過去の歴史を反省しろ」というメッセージを日本に送る狙いがあるとの分析が有力だ。
ブラント元西ドイツ首相は1970年12月、ポーランド・ワルシャワのユダヤ人犠牲者慰霊碑を訪れてひざまずいた。
これに対し、日本の安倍晋三首相は第2次世界大戦の戦犯を合祀(ごうし)した靖国神社を参拝した。
習主席が同日の講演でブラント元首相の「歴史を忘れた者は同じわだちを踏む」という発言を引用したことも、日本の歴史に対する反省を求めるためだった。
習主席はまた「この瞬間、思わず中国人民が尊敬するドイツ人の友人を思い出す。
ジョン・ラーベは南京で他の外国人10万人と共に、中国人約20万人が滞在できる安全区を設けた」と述べた。
その上で「ラーベは日記に大虐殺の内幕を詳細に書いており、これは当時の歴史の重要な証拠になった」とも指摘した。
「中国版シンドラー」と呼ばれるラーベを登場させ、日本たたきの素材として活用した格好だ。
北京駐在外交筋は同日
「習主席が直接『歴史戦争』に乗り出したのは、安倍首相に期待するのをやめたことを意味する。
中国が対日批判を強めるほど、民族主義傾向が強い中国人民は習近平指導部を支持するようになる」
と指摘した。
一方、ドイツのクラウス駐日大使は29日、香港紙サウチャイナ・モーニング・ポストのインタビューで、
「ドイツの歴史に対するアプローチが中国と日本の緊張を高める上で利用されるのを目にしたくはない」
と述べた。
ドイツは習主席によるホロコースト記念館訪問を拒否するなど、中日間の歴史紛争に巻き込まれない立場を取っている。
』
尖閣問題では日本の歴史論理性を打ち破ることができなかった。
領有権は単に「固有の領土」というだけではダメで、
周囲を納得させるだけの法的な合理性・論理性
が求められる。
しかし中国はそれを示すことできなかった。
日本の論理の方がはるかに合理性があり、法に則っていると思わせるものをもっている。
そのために、
中国は打つ手を失って袋小路外交に陥ってしまった、
という感がする。
最近の習近平は韓国の朴おばさんに限りなく似てきたようである。
悪口では外交にならない。
溜飲を下げるだけなら政治家はいらない。
小国が大国に歴史を持ちだして噛み付くことは許される。
韓国が日本につっかかってくることは已む得ないことだろう。
しかし、大国が小国におなじことをすることはできない。
それは大国というものの有り用にかかわる問題になってくる。
大国の品性品位になる。
中国がそれをやるということは、もう
手駒がなくなってしまっているということを宣言している
ということにもなる。
破れかぶれでなんでもかんでも、
ということである。
そういう動きは大国のあり方にはそぐわない。
大国は破れかぶれで動いてはいけない。
それは大国がやってはいけないことの重要なひとつでもある。
周りは中国という大国のあり方に疑念を抱くようになる。
大国はどこまでも理性的であることで価値を生み出している。
その理性を失ったら
小国のジェラシーと何らかわらなくなる。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年4月1日 6時33分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85805&type=0
習近平主席がドイツ訪問で手に入れたい5つのものとは?―ドイツ紙
●28日、中国の習近平国家主席はこのほどドイツを訪問したが、中国がドイツに求めているものは何だろうか。写真はドイツ・ベルリンの国会議事堂。
2014年3月28日、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がドイツを訪問し、ガウク大統領やメルケル首相と会談したことに関連し、中国がドイツに求めているものを指摘した。
30日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
中国との交流で、
★.ドイツ経済界が求めるものは新たなマーケットであり、
★.ドイツ政界が求めるものは北朝鮮やシリア、イラン、ロシアなど“不安定な行動”を起こす国とのコミュニケーション
★.それに地球温暖化問題など大国としての国際的な責任だ。
★.一方、中国は何を求めているのか?
それは次の5つである。
1.技術
中国はドイツの先進的なテクノロジーに興味を示しており、その見返りとして巨大なマーケットを提供しようとしている。
2.高付加価値を生みだす機器・設備
中国は自国製品をより優れたものにしようとしており、そのための機器・設備を必要としている。
中国は世界最大の機器・設備生産国ではあるものの、品質という観点から見ればドイツとは比べ物にならず、中国がドイツから輸入する専門機器・設備はますます増加している。
3.超一流のブランド
中国はドイツ自動車産業にとって最も重要な市場だ。
フォルクスワーゲンが販売する自動車は4台のうち1台は中国市場で売れている。
中国人はドイツの品質や技術、特にドイツのブランドイメージに大金を使う意向を持っている。
4.クリーンな環境
中国人は悪化する環境汚染に大きな不満を抱いており、中国はドイツの経験と技術を必要としている。
5.尊重
習主席は
「友好は尊重、信頼、寛容の基礎の上に成立するが、国家の交流もまたしかりだ」
と語っている。
』
5番目の「尊重」というのは儀礼的「ヨイショ」だと思うが、
それ以外は的確に状況を見ているように思われる。
日本に代わる国として様々な技術をドイツに求めている
ことがよく伺える。
『
AFP BB ニュース 2014年04月05日 15:54 発信地:フランクフルト/ドイツ
http://www.afpbb.com/articles/-/3011824?ctm_campaign=topstory
中国とドイツを結ぶ渝新欧鉄道、将来性に期待高まる
● ドイツ西部デュイスブルク(Duisburg)で、渝新欧鉄道(Yuxinou Railway)の路線図の前に座る(左から)ジグマル・ガブリエル(Sigmar Gabriel)独副首相、習近平(Xi Jinping)中国国家主席、ハンネローレ・クラフト(Hannelore Kraft)独ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州首相(2014年3月29日撮影)。
(c)AFP/DPA/FEDERICO GAMBARINI
【4月5日 AFP】「渝新欧鉄道(Yuxinou Railway)」は中国内陸部の大都市、重慶(Chongqing)とドイツ西部の工業都市デュイスブルク(Duisburg)を結ぶ貨物鉄道だ。
「現代のシルクロード」と呼ばれ、欧州―アジア間の輸送を大きく変えると期待されている。
2011年に全線開通した渝新欧鉄道は全長約1万1000キロ。
中央アジア、ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経由する。
ライン(Rhine)川とルール(Ruhr)川の合流点に位置するデュイスブルクは、世界最大級の内陸港を有するドイツ有数の輸送中継拠点。
一方、重慶には、米アップル(Apple)製品を製造する台湾の大手電子機器メーカー、富士康集団(フォックスコン、Foxconn)や台湾パソコン大手エイサー(Acer)、自動車部品メーカーなどの工場が集積する。
重慶―デュイスブルク間の輸送所要日数はわずか16日で、海上輸送よりも20日以上短縮できる。
中国の主要海港から1500キロ離れている重慶にとって、この鉄道の役割は特に大きい。
デュイスブルク港の広報を担当するユリアン・ベッカー(Julian Boecker)氏はAFPに「この鉄道には単なる象徴的な意味合い以上の価値がある」と話す。
■速さは海上輸送の2倍、コストは航空輸送の半分
採算性を向上させるため、欧州行きと中国行きの両方向で貨物量を増やすことが課題だ。
渝新欧鉄道は最大でコンテナ50個分の積載能力を持つが、デュイスブルクに向かう際は貨物がいっぱいで中国へ戻る時は空っぽということも珍しくない。
ドイツの鉄道コンサルティング会社SCIフェアケーア(SCI Verkehr)のマリア・レーネン(Maria Leenen)ディレクターは
「現段階では中国から欧州に向かう貨物の方がはるかに多い。
これは問題だ」
と話した。
数百年前に、アジアと欧州をつなぐ交易路シルクロードに徐々に取って代わっていったのは海上輸送だ。
物流コンサルタント会社ISLのブルクハルト・レンパー(Burkhard Lemper)氏によると、
アジアと欧州との間の貿易量の95%以上は船による輸送だという。
貨物輸送市場における鉄道のシェアはまだ小さく、渝新欧鉄道は現在の輸送システムを補完しているに過ぎないが、デュイスブルク港の運営会社のエリッヒ・シュターケ(Erich Staake)社長は
「鉄道は、速さは海上輸送の2倍でコストは航空輸送の半分」
と話した。
SCIフェアケーアのレーネン氏は
「鉄道輸送の歴史はまだ浅い。
安全や定刻運行、関係国の政情などの面で問題がなければ将来性はある」
と話した。
(c)AFP/Estelle PEARD
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年4月6日 19時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86108&type=0
メルケル独首相、習近平主席に“毒入り”プレゼントを贈る―中国
●4日、RFI中国語版は記事 「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」
を掲載した。 メルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。 写真はメルケル首相。
2014年4月4日、RFI中国語版は記事
「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」
を掲載した。
3月末、習近平(シー・ジンピン)国家主席はドイツを訪問し、メルケル首相と会談。独中両国は緊密なパートナーシップをアピールした。
一見すると、良好な関係を築いているかのように見える。
しかしメルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。
贈られたのは中国の古地図。
宣教師がもたらした情報をもとにフランス人が描いたもので、1735年時点での清朝の領域を示している。
しかし地図では新疆、チベット、内モンゴル、尖閣諸島は清朝の領域外とされている。
表向きは中国との関係強化をうたいながら、領土問題や人権問題できついお灸をすえたとの見方が広がっている。
さすがにこの地図は問題ありと中国側は判断したのだろうか、一部中国メディアは贈呈されたものとは違う古地図を掲載した。
すげ替えられた地図を見たネットユーザーが「メルケル首相は中国のチベット、尖閣領有を支持している」
と喜ぶ一幕もあった。
』
AFP BB ニュース 2014年04月05日 15:54 発信地:フランクフルト/ドイツ
http://www.afpbb.com/articles/-/3011824?ctm_campaign=topstory
中国とドイツを結ぶ渝新欧鉄道、将来性に期待高まる
● ドイツ西部デュイスブルク(Duisburg)で、渝新欧鉄道(Yuxinou Railway)の路線図の前に座る(左から)ジグマル・ガブリエル(Sigmar Gabriel)独副首相、習近平(Xi Jinping)中国国家主席、ハンネローレ・クラフト(Hannelore Kraft)独ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州首相(2014年3月29日撮影)。
(c)AFP/DPA/FEDERICO GAMBARINI
【4月5日 AFP】「渝新欧鉄道(Yuxinou Railway)」は中国内陸部の大都市、重慶(Chongqing)とドイツ西部の工業都市デュイスブルク(Duisburg)を結ぶ貨物鉄道だ。
「現代のシルクロード」と呼ばれ、欧州―アジア間の輸送を大きく変えると期待されている。
2011年に全線開通した渝新欧鉄道は全長約1万1000キロ。
中央アジア、ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経由する。
ライン(Rhine)川とルール(Ruhr)川の合流点に位置するデュイスブルクは、世界最大級の内陸港を有するドイツ有数の輸送中継拠点。
一方、重慶には、米アップル(Apple)製品を製造する台湾の大手電子機器メーカー、富士康集団(フォックスコン、Foxconn)や台湾パソコン大手エイサー(Acer)、自動車部品メーカーなどの工場が集積する。
重慶―デュイスブルク間の輸送所要日数はわずか16日で、海上輸送よりも20日以上短縮できる。
中国の主要海港から1500キロ離れている重慶にとって、この鉄道の役割は特に大きい。
デュイスブルク港の広報を担当するユリアン・ベッカー(Julian Boecker)氏はAFPに「この鉄道には単なる象徴的な意味合い以上の価値がある」と話す。
■速さは海上輸送の2倍、コストは航空輸送の半分
採算性を向上させるため、欧州行きと中国行きの両方向で貨物量を増やすことが課題だ。
渝新欧鉄道は最大でコンテナ50個分の積載能力を持つが、デュイスブルクに向かう際は貨物がいっぱいで中国へ戻る時は空っぽということも珍しくない。
ドイツの鉄道コンサルティング会社SCIフェアケーア(SCI Verkehr)のマリア・レーネン(Maria Leenen)ディレクターは
「現段階では中国から欧州に向かう貨物の方がはるかに多い。
これは問題だ」
と話した。
数百年前に、アジアと欧州をつなぐ交易路シルクロードに徐々に取って代わっていったのは海上輸送だ。
物流コンサルタント会社ISLのブルクハルト・レンパー(Burkhard Lemper)氏によると、
アジアと欧州との間の貿易量の95%以上は船による輸送だという。
貨物輸送市場における鉄道のシェアはまだ小さく、渝新欧鉄道は現在の輸送システムを補完しているに過ぎないが、デュイスブルク港の運営会社のエリッヒ・シュターケ(Erich Staake)社長は
「鉄道は、速さは海上輸送の2倍でコストは航空輸送の半分」
と話した。
SCIフェアケーアのレーネン氏は
「鉄道輸送の歴史はまだ浅い。
安全や定刻運行、関係国の政情などの面で問題がなければ将来性はある」
と話した。
(c)AFP/Estelle PEARD
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年4月6日 19時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86108&type=0
メルケル独首相、習近平主席に“毒入り”プレゼントを贈る―中国
●4日、RFI中国語版は記事 「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」
を掲載した。 メルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。 写真はメルケル首相。
2014年4月4日、RFI中国語版は記事
「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」
を掲載した。
3月末、習近平(シー・ジンピン)国家主席はドイツを訪問し、メルケル首相と会談。独中両国は緊密なパートナーシップをアピールした。
一見すると、良好な関係を築いているかのように見える。
しかしメルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。
贈られたのは中国の古地図。
宣教師がもたらした情報をもとにフランス人が描いたもので、1735年時点での清朝の領域を示している。
しかし地図では新疆、チベット、内モンゴル、尖閣諸島は清朝の領域外とされている。
表向きは中国との関係強化をうたいながら、領土問題や人権問題できついお灸をすえたとの見方が広がっている。
さすがにこの地図は問題ありと中国側は判断したのだろうか、一部中国メディアは贈呈されたものとは違う古地図を掲載した。
すげ替えられた地図を見たネットユーザーが「メルケル首相は中国のチベット、尖閣領有を支持している」
と喜ぶ一幕もあった。
』
【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】