2014年5月9日金曜日

「私は日本が好き」-(1):どうにも拭い切れない日本の影:中国人の心に住み着く日本へのあこがれ

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●3日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に、「韓国を罵る人が多いのはなぜ?」と問いかける書き込みが現れた。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2014年5月8日 7時8分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87707&type=0

「半年で2回も日本を旅行することになるとは!」
=中国人観光客を突き動かした欲求とは?―中国ネット


●7日、中国のインターネット上に、北京市在住の男性が記した「日本文化は完ぺきに近い、中国の文化は復元不能」と題する文章が掲載された。写真は京都。

 2014年5月7日、中国のインターネット上に、北京市在住の男性が記した
 日本文化は完ぺきに近い、中国の文化は復元不能
と題する文章が掲載された。
 以下はその概要。

 この半年という短い間に2度も日本を旅行することになるとは、半年前の自分は夢にも思わなかったことだろう。
 私たちは日本文化の影響を受けて育った世代だが、歴史やさまざまな教育の問題から、この国に多くの親近感を抱くことはなかった。
 1回目の日本旅行は航空券の割引があったことなどから決めたが、
 2回目は「より深く日本文化を理解したい」という心からの欲求が理由だ。

 最初に日本を訪れたときに見たのは、お寺や神社、料理、温泉とその奥底に流れる日本の伝統文化だった。
 日本のこれらの見どころは景勝地だけではなく、関係する文化圏、京都であれば祇園、お寺、舞妓、庭園、京料理、工芸品などが一体となって1つの文化を形成している。
 一方、中国国内では、文化的な観光地の開発においてもおのおのが孤立し、寄せ集めのような状態になっている。
 大衆生活からかい離した文化は、もはや文化とは呼べない。

 日本を旅行すれば、中国ではすでに失われたものが日本で広く根付いていることに気付くだろう。
 漢字(繁体字)や毛筆、唐傘、扇子、茶芸や香道などなど。
 それらの一部はただの技術品に過ぎないが、中国浙江省で売られている粗悪な模造品に比べれば、日本人が作るものは実に精巧で美しく仕上がっている。
 建築家の梁思成(リアン・スーチョン)氏は、「京都の建築こそ唐の文化を受け継いでいる」と感嘆している。

 初めての日本旅行には多くの発見があり、以前の日本に対する浅はかな見識が打ち壊された。
 日本の寺院は中国のものよりも純粋で、保存と修繕も行き届いている上、それに関連する文化も広く普及している。
 日本料理にしてもそうだ。
 中国料理ほど多彩ではないものの、巧みな技術と自然の調和を尊重する様は、中国料理とは比べようもない。
 最初の旅行で深く感銘を受けた私と妻は、すぐにもう1度日本を旅行することを決めたのだった。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月8日 6時59分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87708&type=0

中国人に人気の日本観光、注意点は?
=独特の文化を理解することが必要―中国メディア


●6日、地理的に中国と近くかつ独特の文化を持つ日本は、中国人観光客にとって人気の観光先。では、日本旅行で中国人観光客は何に注意すべきなのだろうか?新華社通信は業界関係者らのアドバイスを紹介した。写真は都内。

 2014年5月6日、地理的に中国と近くかつ独特の文化を持つ日本は、中国人観光客にとって人気の観光先。
 では、日本旅行で中国人観光客は何に注意すべきなのだろうか?
 新華社通信は中国の旅行会社の日本支店職員や、日本で観光ガイドをする中国人らのアドバイスを紹介した。
 以下はその概要。

 事前に日本の法律や文化を理解することでマナーある行動をとれるが、
 大部分の中国人観光客は渡航先の文化を軽視している。
 日本では喫煙場所が決まっていることを知らない中国人観光客は、所構わずタバコを吸う問題が指摘されている。

 さらに、日本では食べ残したものをテイクアウトすることは少なく、公共の場でものを食べる人はめったにいない。
 これらの文化を理解できていない観光客は、日本のレストランで大量に料理を注文し、食べ残してしまう。
 中にはテイクアウトした食べ物を公共の場で食べ、あたりを汚してしまう人もいる。
 日本では決められた場所でタバコを吸い、レストランでは食べられる分だけ注文。
 残しても極力テイクアウトしないように心がけよう。

 このほか、中国での習慣で値切る人がいるが、日本では値切りの習慣があまりないため、トラブル防止のためにも値切ることはやめよう。
 交通にも気を付けるべきだ。
 日本の交通は左側通行で、中国とは逆。道路を横断する際はまず右を確認。
 日本の交通は車両・歩行者共に信号を守るため、信号が青になってから道を渡り、道を横断する際は必ず横断歩道で渡ろう。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月8日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87665&type=0

中国が失くした文化を大切に守っている日本、われわれは感謝しなくてはならない―中国ネット


●3日、中国の掲示板に「中国がとうの昔に失くしてしまった楽曲や書籍はすべて日本が大切に守っている」と題したスレッドが立ち、さまざまな意見が寄せられた。写真は北京の故宮博物院。

 2014年5月3日、中国最大のポータルサイト・百度の掲示板に
 「中国がとうの昔に失くしてしまった楽曲や書籍はすべて日本が大切に守っている。
 悲しむべきことだ
と題したスレッドが立った。

■「(17世紀に書かれた中国の産業技術書)天工開物や、雅楽の蘭陵王入陣曲、歴史書の武備誌など、中国がとうの昔に失くしたものが、日本で大切に守られていることに感謝しよう」
という趣旨のスレッドに、ユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

★.「中国の王朝は何度も騎馬民族の侵略を受けているからね」
★.「雅楽の基礎は中国唐代の音楽だ」
★.「中国は災害が多いからね。
 でも一番すごい災害は文化大革命だな」

★.「日本でよかったよ。
 これが韓国だったら、自分たちのものにしている」
★.「悲しまないで、日本が大切にしてくれてよかったと思わないと」
★.「中国文化を最も理解しているのは日本人」

★.「日本は共産主義国家じゃないからね」
★.「日本は文明開化の際に、西洋化したのは形だけで心は失わずにいた。
 信仰が彼らの伝統を支えたけど、中国にはそれがない」

★.「文革時代の紅衛兵が一番悪い。
 あいつらが中国の歴史や文化をすべて破壊した」
★.「中華民族の伝統的美徳、それは前王朝を破壊すること」




レコードチャイナ 配信日時:2014年5月10日 8時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87818&type=0

中国ネットで「日本を称賛」「韓国を罵倒」が多いのはなぜなのか?
=ネットユーザーの意外な答えとは?

 2014年5月3日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に
 「どうして韓国を罵る人が多いの?
 日本の掲示板を見てきたけど、そっちは罵るどころか称賛する書き込みがいっぱい。
 どういうこと?」
と書き込まれ、多くのネットユーザーが自身の見解を述べている。
 以下はコメントの一部。

「ひと言では言い表せない」
「嫌いなのには理由がないわけじゃないのよ」
「日本は敵。だから尊重すべき。韓国はなんでもない」
「日本掲示板は好きではないが、日本好きのやつに頭がおかしいやつはいない」
「韓流ファンは韓国ならなんでも称賛するからな」

「日本は中国のライバル。一部の日本人は中国を敵視しているが、韓国人は中国を蔑視している」
「日本は少なくとも多くの文化が中国から伝わったと認めている。でも韓国は?」
「日本人は好きではないが、日本の経済力は世界に認められている。
 ある分野では日本に学ばなければならないと認めざるを得ない。
 しかし、韓国は先進国を自称しているが、地方は中国の農村と大差はない。
 その上、韓国人は嘘つきで恥知らず」
「日本人の友人はとてもいい人。
 私は靖国神社を見に行こうと思う。
 参拝はしないけどね。
 国にはそれぞれの国の英雄がいるもの。
 相手の国を尊重することが大事」

「韓国でも日本でも、好きなら好き、嫌いなら嫌いでいいと思う。
 自分の考えを他人に押し付ける人は嫌い」
「日本の『不言実行』の品格は、どう考えても韓国の『騒ぐだけ』よりいい」

一方で、以下のような意見も見られた。

「日本が好きなやつは経済力や素養や環境の良さを指摘するが、ほとんどは日本アニメの見過ぎで日本を神格化している。
 彼らに日本の侵略の歴史を切り出すと
 『お前は憤青(怒れる青年。日本に対して否定的な意見を持つ人)だ』
 と反撃してくる。
 その上、韓国を巻き込んで視線をそらそうとする」



サーチナニュース 2014-05-11 07:53
http://news.searchina.net/id/1531953

中国の大学教授が「日本人」を考察・・・
「ヒューマニズム確立の成功例」 
「中国で失われた礼節」=中国メディア


中国メディアの中金在線は8日、日本人について論じる記事を掲載し、北京科技大学経済管理学院の趙曉教授の言葉として、
 日本はヒューマニズムの確立に成功した典型的な例であると同時に、
 ヒューマニズムゆえの限界と弊害もある
と伝えた.

  2014年3月に日本を訪れ、自らの目で日本を考察したという趙曉教授は
 「日本人は勤勉で向上心があり、教育を重視する人びと」
だと評価し、こうした美徳が日本という国家の台頭につながったと分析した。

  また、礼儀正しく文明的で、他人に迷惑をかけない日本人の考え方は
 「かつての中国の伝統的な礼節であった」
とする一方、すでに現代の中国では「失われてしまった」と嘆いた。

 また、外務省の視察中に見た日本の道徳教育について
 「事物の美醜や善悪を見分ける“審美眼”を養う内容」
と驚きを示し、こうした教育によって道徳水準を向上させていると評価した。
  日本人の美徳や道徳を「ヒューマニズムの極み」と評価した趙曉教授は、
 一方で日本のヒューマニズムも信仰の代わりにはならないため限界があると指摘。
 キリスト教徒が多い米国人と比べると、
 日本人は「精神的な孤児のようだ」
とし、日本人の生活には緊張が見られ、平安や喜び、自信などに欠けていると分析した。
  そして、日本人は外部に学ぶことに長けているものの、
★.中国から伝統文化を学んだ時には「天地自然の道理」を学ばず、
★.西洋から現代文明を学んだ時にも「キリスト教文明」を学ばなかった
とし、
★.「日本はヒューマニズムの頂点を極めたものの、民族としての信仰心は“空洞”」
と主張。
  「天地自然の道理と規律を軽んじるゆえに、最終的に軍国主義とファシストの道に走ってしまったことは熟考に値すること」
と主張した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月12日 21時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87922&type=0

「日本のみんなに中国を受け入れてほしい」の書き込みに
「日本人は中国人に偏見」「双方が譲り合え」―中国


●11日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に「私は愛国主義者。でも、本当に日本が好きでしかたがない」と題するスレッドが立った。資料写真。

 2014年5月11日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に
 「私は愛国主義者。
 でも、本当に日本が好きでしかたがない」
と題するスレッドが立った。

 スレッドを立てたユーザーは
 「私は安倍首相が嫌いな愛国主義者。
 でも、日中友好を望んでいるし、日本のみんなに中国を受け入れてほしいと願っている。
 日中関係は緊張しているけど、日本と中国は同盟国になれると信じている」
と書き込み、これに多くのネットユーザーが自身の見解を示している。
 以下はその一部。

●.「将来的には、ね」
●.「スレッド主はよく言った。賛成」
●.「安倍首相は確かに能力がある。
 だが、能力があればあるほど中国の脅威になる」

●.「何が愛国者だ。スパイめ」
●.「近年、日本人は文化的な策略で中国の青少年の大脳をむしばんでいる。
 日本人の洗脳技術は中国よりも優れている」
●.「いいかげんなことを言うな。
 日本はかつて大量の中国人を虐殺・暴行し、近年は中国の釣魚島(日本名:尖閣諸島)への侵略を企てている。
 日中友好は幻に過ぎない」

●.「スレ主は日本だけが良いとは言っていない。
 もし日中が同盟を結べば、中国にも大きな発展がもたらされる」
●.「中国人にも日本を好きな人と嫌いな人がいるように、日本にも中国が好きな人がたくさんいる」
●.「日中友好の基礎には愛国があるべき。
 祖国を愛せなければ、祖国が他国と仲良くなることを望む理由もない」

●.「日中が協力して、韓国をやっつけよう」
●.「愛国は正しいが、恨みや憎しみを永遠に記憶にとどめていても意味はない」
●.「中国人は割と日本人に寛容だが、日本人は中国人に対して偏見を抱いている。
 いつになったら日中友好が実現するかな」


●.「私もスレ主の意見に賛成だ。
 戦争は誰にとっても不幸なこと。
 双方が平和的に発展することが道理。
 私は日中双方が互いに一歩ずつ譲り合えば道は開けると思う」



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月13日 20時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87991&type=0

「どうしたら日本に行ける?」日本に憧れる中国の若者、
ネットユーザーが親身にアドバイス―中国ネット


●13日、日中関係は低迷が続いているが、中国には日本にあこがれを抱く人は多く、とりわけ若い世代では日本への渡航を希望する声も少なくない。写真は東京タワー。

 2014年5月13日、日中関係は低迷が続いているが、
 中国には日本にあこがれを抱く人は多く
とりわけ若い世代では日本への渡航を希望する声も少なくない。
 12日には中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に
 「日本に行きたい。どうすれば行ける?」
と題するスレッドが立った。

 同スレを立てたのは19歳の男性。
 「日本語と日本の文化がとても好きだ。
 日本語を勉強したいが、親の反対もあり、いまだ願いはかなっていない。
 今年19歳で、間もなく高校を卒業する。
 日本に行きたいのだが、どうすればよいのかアドバイスがほしい」
と切実な思いをつづった。
 これに対し、ネットユーザーらは以下のように答えている。

●.「日本に行くための申請でも日本語能力が必要だ。
  まずは日本語の勉強」
●.「高校卒業後に日本の大学に進学するというのも悪くない選択だが、中国である程度勉強してからの方が無難かも」
●.「中国の高校卒業後に日本の大学に進学?
  受かるわけがない」
●.「中国で大学を卒業してから考えた方がいい。
  19歳ではまだ価値観がしっかりしておらず、海外に出た場合、痛い目に合う可能性が高い」
●.「まずは中国の日本語学校に入るべきだな。
 そしてよくご両親と相談すること。
 私の同級生に君と同じように日本に行きたがっていた人がいたが、親の反対で結局かなわなかった」




【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】



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